デニムの話

はい。今回はデニムの話。

以前記事にしてますが、スニーカーだけではなく、デニムも好きでコレクションというほどではないですがこれまでに相当な本数を買ってきました。

 

 

今回はヤマザキのオススメデニムを紹介します。

 

ただ、デニムは履き込む事に意味があるからフレッシュな状態をいかに保つかというスニーカーと違ってやっぱり数は増えないですね。

 

で、俺が好きなデニムはと言いますと、やっぱりリーバイスですね。あとはA.P.C。

 

リーバイスに関してはデニム好きで嫌いな人いないでしょ。元祖だし。

ただ、国内企画の現行品はほとんど買わないです。

普段履くのはアメリカ企画の中南米製501で、これは今の国内企画と比較してかなり野暮ったいシルエットです。

 


 

 

 

本当に昔からある501って感じで、ヒップが大きくて緩やかなテーパーがかかってます。防縮加工も施されていないためかなり縮みます。

購入する場合は実際に履いて、店員に相談しつつ購入するのをオススメします。

それと、通常のデニムと違って幅だけでなく丈にもサイズがあるため裾を切らなくても丁度いいサイズで履けます。

また、捻れはヴィンテージほどではないですが若干あります。

と、正直扱いにくいデニムなのですが、国内企画のものよりも安いですし、扱いにくさがデニムっぽさと感じるため破れたら買い足すというのを10年以上続けています。

 

ちなみに最近中南米製ではなくエジプト製というのを見つけて買ってみたのですが、メキシコやペルー製よりも生地が悪かったというか、シャリシャリして変な感じだったのであまりお勧めできません。

 

ちなみに、旧LVCのヴィンテージラインは最近高すぎるため購入していません。日本製ではなくなり品質が落ちたとの話は聞きますが、日本で作っていた頃からそもそもフルカウントとかの方がイイ物作ってたし、なんとも言えないですよね。

 

 


 

 

知り合いのデニム屋に聞いた話だと、国産ヴィンテージレプリカブランドはファスナーの音、ボタンやリベットの触感や硬さにまでこだわるらしいです。

ヴィンテージの粗悪なファスナー特有の音を今のクオリティの高い滑らかなファスナーで再現することが中々難しく、金属の素材から見直しつつ制作している。と。

 

正直そこまでのこだわりが消費者に届いているのかというと怪しいですが、そこまでこだわっているという話を聞くとなんとなくそれっぽいってのばかり出すリーバイスの公式よりもモノ的魅力はあるのかななんて思います。

 


 

 

 

また、最近はA.P.Cをよく履いていて、これに関しては生地や仕様で語るものじゃないのですが、デニムのクオリティはヴィンテージレプリカに遠く及びません。

正直普通です。ですが、デニム好きが普通と呼べるクオリティであそこまでスッキリとしたラインのデニムというのがそうあるものではないため、気に入って履いています。

ただ、A.P.Cは定番品が品薄になりがちで、大型店でもプチニューのサイズ欠けやタイミングによっては品切れになるのは正直どうかと思います。

個体差もありますし、ネットでサクッと買う気になれる商品ではないため店頭在庫は充実させて欲しいです。

 


 

 

個人的にオススメなのはプチニュースタンダードで、このシルエットこそA.P.Cって感じがします。

ジャストでタイトに履いてもワンサイズ上げてちょいルーズに履いても決まる名作で、比較的新しいモデルなのですが、バカ売れしているようで店頭で常に品薄です。

正直、ぴったりのサイズがあったら即買ったほうがいいレベル。

 

洗うとレングス(丈)に縮みが出るので、慣れるまでは1回洗って縮ませてから丈を詰めたほうがいいです。

ちなみに俺はどうせハイカットのスニーカーばっかり履いてるから丈を詰めずに履いています。

 

最後に、A.P.Cのデニムを買うなら洗いや加工が入っているものは絶対にダメです。

加工技術がそこまで高くない事と、洗いのかかっていない状態から履き込んで育てる感覚で履いてこそのA.P.Cです。

リジット(未洗い)で買い、そのグレーがかったインディゴが青く変化していくのを楽しみましょう。

 

って言っても履き方洗い方について書くと長くなるのでその辺はまた別の機会に。

 

では。