初投稿!

 

はい皆さんこんにちは。

洋服大好きヤマザキと申します。

 

この度、私の好きな洋服とスニーカーについて備忘録的記憶の保管所として、そしてブログを読んでいただいた皆様との意見交換を目的としてブログを開設しました。

書いてあることで間違っている知識や情報があればコメントなどで注意して頂けるとありがたいです。

 

 

と言うわけで

初回の今回は自己紹介から。

 

 

ヤマザキ、洋服が好きでそれが高じて仕事になってしまった典型的な洋服オタクです。

これまでにTシャツで約400枚、デニムは150本、靴で200足以上を着てきて、

その数は未だ増え続けています。

と言うか、ここまで増えると減りません。使う機会がどんどん減って全然劣化しませんからw

 

では、なぜ私がここまでの服オタクになったのかと言うきっかけを。

 

 

 

それは小学2年生の頃。

父親と散歩をしていたヤマザキ少年は地方都市のアーケードの中でそこだけアメリカから空気ごと切り取って持ってきたかのような店に立ち寄りました。

当時洋服にこだわりなど全くなく、なんなら知識などまるでない少年はあろうことかそこで、

「この店、ジーパンばっかりだな。」

とつぶやきます。

 

するとカウンターにいた店主の強面のおじさんが

「坊や。ジーパンは面白いんだぞ。ジーパンが好きな大人はジーパンをデニムって呼ぶんだ。デニムには歴史が詰まってて、それぞれにストーリーがあって、みんな同じに見えて少しずつ違う。作った人の気持ちが生きてるんだ。」

 

ヤマザキ少年

「へー。」

 

気の無い返事をする少年に店主はカウンターから出てきて続ける。

「これはリーバイスって言ってな、一番有名で一番人気のブランドなんだ。アメリカのブランドでな、作業着としてデニムを発明して、そのデニムをファッションにしたんだ。このブランドがなかったらデニム自体がこの世に存在しなかったかもしれないんだぞ。」

 

「それで、これが501。世界で一番愛されてるデニムだ。この棚なんて全部501だぞ。安いのは坊やのお年玉くらい。高いのは車が買えるくらいの値段のものまである。」

 

「501を履いたことがない男は男じゃないぞ。坊やも履いてみるか?」

 

と言われ、試着室で履かされる山崎少年。

この頃にはもう少年は「デニム」に興味深々だ。

 

出てきた少年を見て店主

「それはな、アメリカで坊やくらいの少年向けに作られた501で、普通はボタンフライなんだけどジップになってる。本来ならジップは502って品番があるんだけど、その前身になったのがそれ。501Zだ。」

「大人のサイズがなかなかないからレアなんだけど、キッズサイズならちょいちょい見かけるからそれを履ける坊やがおじさんは羨ましいぞ。」

 

そう言われて気分を良くしたヤマザキ少年はそのままそれを履いて帰ることに。

 

会計を済ましてからも店主にあれやこれやデニムについて聞き、その後中学を卒業するまでその店に通いつめました。

初めて501に出会ったあの日の熱量にやられたまま今では150本のデニムを所有する立派なデニムオタクです。

 

一昨年に帰省してそのお店に行こうとしたのですが、そのお店はもうなく、店主への連絡手段もないですが、店主のお眼鏡に叶うデニムを履いて歩いていればいつか道で出会えるのではないかな。なんて思っています。

 

その時はデニムを囲んで酒でも飲みながらデニムについて語り合いたいですね。